インターネットFAXその⑨

前回は、インターネット(メールアドレス)を使った「インターネットFAX」ではなく、電話回線(FAX番号)を使った「PC-FAX」についてご紹介しました。

今回は、具体的な利用シーンとして、「PC-FAX」を利用した外出先でのFAXの送信/受信についてご紹介します。

今回も簡単にバックトラック(復習)しますね。

「PC-FAX」とは、

① 「パソコンを使って」
② 「電話回線で」
③ 「自分(相手)のFAX機やパソコンに」
④ 「FAX番号を使って」 

FAXの送受信を行うことでしたね。

そのため、不要なFAXはパソコン上で削除でき、インク代や紙代などが節約できるペーパレスFAXとしてコスト面で威力を発揮するのでしたね。

今回は利便性として、外出先でのFAXの送信/受信についてです。
皆様も現場や取引先など、外を飛び回ってお仕事されている方も多いと思います。
お仕事によっては、外出先でもリアルタイムで自分宛のFAX内容を確認できたら・・・
ということはありませんか?

インターネットFAX同様、ケータイやモバイルPCがあれば、「PC-FAX」でも外出先でFAXを確認することが可能なのです。
厳密に言うと、インターネットFAXとのハイブリット技なのですが・・・

(少しズルイ!?)

説明します。先方が電話回線を使って事務所のFAX番号にFAXを送ってきます。

事務所のPC-FAXが、送信されたFAXを画像データに変換します。

外出先のあなたのケータイやモバイルPCなどにメールで送信してくれます。

こんな感じです。

この方法は、事務所の複合機の機能や、PC-FAXソフトなどを利用して行いますので、仮に「ローカル型」としましょう。

それに対して、事務所の複合機やソフトではなく、一旦インターネットのサーバーで受信され、受信側がそれを確認しにいくという「クラウド型」の方法もあります。

次回は、その「クラウド型」の方法についても触れたいと思います。

お楽しみに!!