インターネットFAXその⑧

前回まで、インターネットを使った「 インターネットFAX 」についてご紹介してきましたが、今回は、つい「 インターネットFAX 」と混同してしまいがちな、「 PC-FAX 」について説明したいと思います。

この「 PC-FAX 」については、既にご利用になられている方々も多くいらっしゃいます。
ここで整理してみましょう。
まずは簡単におさらいです。

「 インターネットFAX 」とは、

① 「 FAX機を使って 」
② 「 インターネット回線で 」
③ 「 相手のFAX機やパソコンに 」
④ 「 メールアドレスを使って 」

FAXの送受信を行うことでした。

そして、メリットは

☆ 通信費が0円であること。
☆ FAX機で送信する為、送り方は今まで通り。でしたね。

それに対して「 PC-FAX 」とは、

① 「 パソコンを使って 」
② 「 電話回線で 」
③ 「 自分(相手)のFAX機やパソコンに 」
④ 「 FAX番号を使って 」  
        

FAXの送受信を行うことです。

FAXをパソコンで受信することができる為、不要なDMFAXなど、パソコン上で削除可能となりインク代や、複合機であればカウンター代などコスト削減にもつながります。
そうです。「 ペーパレスFAX 」として多くの方が利用されるようになりました。
また、パソコンでFAX送受信の履歴、宛先などの管理が行えるのもメリットですね。
もちろん必要なものは紙にプリントアウトして保管することもできます。
ただし通信費に関しては、「 電話回線で/FAX番号を使って 」やり取りを行いますので、従来のFAXと同様、通話料が発生します。

今回は、インターネットFAXとの違いという見方で、「 PC-FAX 」のご紹介をしました。

ごくごく基本的な考え方として、参考にしてみてくださいね。