ネットワークカメラについて
今回からは、インターネット回線を利用した「ネットワークカメラ」についてお伝えします。
利用目的や細かな利用シーン等については後々お伝えしていきますので、今回まずは「インターネットカメラとは?」というところから参りましょう。
【ネットワークカメラとは?】
ネットワークカメラとは、ネットワークを通じて、カメラで撮影した映像を見ることができるビデオカメラのことで、IPカメラとも呼ばれます。遠隔地から撮影された画像にリアルタイムでアクセスできるため、ライブカメラとも言われています。
一昔前まで、遠隔地の画像をモニターするためには高額なコストと維持費をかけて、専用の回線を導入契約し、運用するしかありませんでした。そのため、行政機関や一部の企業での需要に限られていましたが、現在では高速ネットワーク回線と、端末技術の普及によって、ネットワーク環境と端末さえあれば誰でもカンタンに利用できるようになったんです。
では、私たちの日常ではどんな使い方が考えられるのでしょうか?
すでにご利用になられている方もいらっしゃるかもしれませんが、PCやモバイル端末、スマートフォン等を利用し、外出先や離れた場所から留守宅の監視をしたり、お子様やペットの様子を確認したり、少し離れた車庫にある愛車の安全確認をしたり・・・と、セキュリティ対策や安全確認などの様々な用途にご利用いただけるんです。
たとえばこんな感じ ↓

もちろんプライベートの利用だけでなく、お仕事でも様々な業種の方々が様々な用途に応じて利用され始めています。詳しい利用シーンは次回以降お伝えしていきたいと思いますので、今回はまずお仕事での代表的なご利用方法を簡単にご紹介しておきます。
【カメラシステム利用シーン】
●幼稚園・保育園
保育の様子や園児の入園式、運動会などのイベントを保護者に対してライブ公開することができます。
●教育機関(塾など)
入校希望者に学校や塾の授業をライブ配信することと、一方では監視カメラとして職員室から施設内を監視することにも活用できます。
●老人ホーム
老人ホーム内にカメラを置いて、入居者や敷地内の様子を介護スタッフがモニタリングしたり、家族の方にインターネットで映像を公開します。
●ペットショップ
ネットワークカメラをペットショップ、ペットホテルに設置し、ペットの様子を遠隔監視及びライブ配信します。
●オフィス
入口、受付、休憩所、会議室、駐車場などにカメラを設置し、入出状況や不審者の侵入などを同時にモニタリングします。オフィス内にカメラを置くことで、オーナー不在時、本部事務所や外出先から従業員や顧客などの状況を確認することができます。
●駐車場・駐輪場
盗難やいたずらなどが多発しているが、運営上担当者を常駐させることが不可能な時、監視・防犯に役立ちます。
●マンション管理
オートロックのない集合住宅で、入口・階段等に設置し、セキュリティ対策・警告や安全確認などに役立ちます。また、ゴミ置き場に設置することで、入居者のモラル向上を促す効果も期待できます。
ネットワークカメラがお役に立ちそうなことはありますか?ぜひご参考くださいね。